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書道の種類と使い方

穂や管の太さによる違い

穂の長さ、管(軸)の太さによる違い

書道のは穂(の毛の部分)や管の太さ、穂の長さ、穂の材質により種類が分けられます。
かなり種類が多いので、その種類や呼び名 選び方を知っていると作品つくりに役立ちます。

ここでは、穂や管の太さによる違いを見てみましょう。
 

①  3~4号。 半切や書き初め用紙、半紙に2文字書く方にお勧め。
  写真の筆は、F-84 大きめの文字を書く方にお勧めです。

 

②  5~6号 色紙や半紙に6文字書いたり色紙に書くのにお勧め。
  写真の筆は 6号欧法筆

 

③  (細)7~10号。名前、封筒、手紙など小さめの文字を書く方にお勧め。
  写真の筆は 8号ミンク 仮名書にお勧め 

穂の長さによる違い

穂の長さによっての呼び方が変わります。

長鋒、中穂、短穂

穂の長さによる呼び方の違い

① 長鋒 穂が細くて長い。草書や行書にお勧め。上級者向き。

  写真の筆は羊毛長鋒№5

 

② 中鋒 一般的な穂の長さの、行書や楷書に向く。

  写真の筆はF33 

 

③ 短鋒 穂が短い。楷書や隷書に向く。

  写真の筆はF31

 

書道各部の呼び方

書道の各部位の呼び方

穂先や腰などよく使われるの各部位を知っておくと役に立ちます。

 

選びのポイントとして、毛先がきくという言い方をします。の先端部分の命毛と呼ばれるところが、とがってまとまりがあるを良いと呼びます。

 

毛先が、割れるということをよく聞きます。

先に使った後、のもとに汁が残っていたりするとそれが原因で割れることがあります。

使用後は根元までよく洗って乾かしましょう。

また、書いているときのの量が少なすぎても割れます。

書道筆の各部位の呼び方

穂の材質(硬さ)による違い

① 柔毫 (柔毛)主に羊毛(やぎの毛)作られ、柔らかくしなやか、の含みが良い。

写真の筆は羊毛長鋒NO4

 

② 兼毫 (兼毛)中の芯部分に剛豪を使い外に柔らかい柔毫を合わせた扱いやすい

写真の筆は兼白湛涯

 

③ 剛豪 (剛毛)主に馬の毛で作られ、弾力があり硬い。

写真の筆はF510

 

 

穂の材質による違い

の直径と長さによる対比で呼び名が変わります。

 

穂の長さには長鋒、中鋒、短鋒という呼び方があります。

 

穂の直径に対して穂の長さが

3倍のを超短鋒、

4倍の長さのを短鋒、

5倍のを中鋒、

6~7倍のを長鋒、

8倍以上を超長鋒と呼びます。

 

それぞれに適した文字の書き方、使い方があります。

 

短鋒は、もちが良く長く書けるので写経や続けて書く連面に向きます。

 

中鋒は、一般的な。扱いやすく楷書や行書に向きます。

 

長鋒は技術が求められるです。を立てると細く書け、寝かせると太い線が書けるので、抑揚のある線が書けます。

 

 

筆の穂の長さの呼び方
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